チャイルドシートの安全な取り付け位置は?助手席と後部座席の比較!

お役立ち情報

子供の安全はどんな時でも最優先ですよね。

自動車内でのチャイルドシートの適切な取り付け位置について知ることも、親としてとても重要なことです。

でも、

どこにつければいいのかな?

助手席と後部座席のどちらが安全なの?

こんなことで迷ったことはありませんか?

この記事では、チャイルドシートの安全な取り付け位置に焦点を当て、助手席と後部座席の比較を詳しく解説します。

この記事を読むことで、自動車に子供をより安全に乗せることができ、また、助手席と後部座席の比較により、どちらの位置が最も適しているのかを理解できるでしょう。

大切な子供の安全のために、ぜひこの記事を最後までお読みいただき、正しい知識を身につけてください。

 

そもそもチャイルドシートはなぜ必要?

チャイルドシートは、子供と車で移動する上で、子供の身体をしっかりサポートし、事故時の衝撃を軽減してくれるため非常に重要です。

チャイルドシートを正しく取り付けることで、子供が車内で安全に過ごせるようになります。

チャイルドシートと法律

6歳未満の子供を車に乗せるときは、チャイルドシートを着用しなければならないことが法律で定められています

もし着用しなければ、道路交通法違反となり、罰金などはないものの、運転手に対して交通違反点数1点が加算されます。

チャイルドシートが免除される場合

ただし、以下のような場合は免除されます。

– 身体的問題によって着用が難しい場合
– バスやタクシーを利用する場合
– 授乳など、チャイルドシートをつけたままではできない世話をする場合
– 障害などによりシートベルトが子供の健康に悪影響である場合
– 怪我などの緊急事態で着用が難しい場合   など

これ以外の場合は基本的に設置が義務付けられています。

なるほど、子供ができたら、生まれる前に準備しておきたいね。

とはいえ、チャイルドシートにはいくつか種類やサイズがあります。

その点について、次の章で見ていきましょう。

 

チャイルドシートの適切なサイズとは?

チャイルドシートには、子供の成長に合った適切なサイズや形状があります。

年齢や体格に応じて適切なタイプのチャイルドシートを選び、取り付け位置を適切に設定することが重要です。

ここでは3種類のチャイルドシートをご紹介します。

– リアフェーシング
– フォワードフェーシング
– ジュニアシート
それぞれ詳しく見ていきましょう。

リアフェーシング(逆向き)

乳幼児の場合はリアフェーシング(逆向き)のチャイルドシートが安全です。

リアフェーシングは、お子さんの首や背骨への負担を軽減し、事故時の衝撃をより効果的に吸収するために推奨されています。そのため、生後から首がすわるまでの間はリアフェーシングのチャイルドシートを使用するのが最適でしょう。

フォワードフェーシング(正面向き)

子供が首を自立して支えられるようになり、身体の安定性が向上してきたら、フォワードフェーシング(正面向き)のチャイルドシートに変える準備ができているサインです。

最終的には大人と同じ様にシートに乗るわけですから、少しずつ移行していきたいですね。

ただし、早期の移行はおすすめされません。お子さんの成長段階を注意深く観察し、適切なタイミングで取り付け向きを変更しましょう。

ジュニアシート

多くの場合、3歳以降はジュニアシートという名前で販売されているものが使えるようになります。中には10歳ごろまで使用できるタイプのものもあり、長く使用することができます。

ただし、ジュニアシートの場合は年齢というより身長の制限で使用時期を決めた方がいい場合があるため、シートのメーカーが提示する基準を満たしているかどうか、しっかり見極めてから変更しましょう。

 

チャイルドシートの安全な取り付け位置、助手席と後部座席どっちがいい?

では、チャイルドシートの設置で最適な場所はどこでしょうか。

結論から申しますと、チャイルドシートの設置は後部座席が推奨されます

 

助手席と後部座席のどちらがチャイルドシートの取り付けにおいて安全か比較してみましょう。

チャイルドシート:助手席の場合

助手席はドライバーの横に位置し、運転者の近くにいるため、一見すると安全なように感じるかもしれません。

しかし、助手席にチャイルドシートを取り付ける場合、エアバッグの影響を受ける可能性があります。

エアバッグは事故時に急速に膨らみ、大きな力で展開されるため、チャイルドシートに直接当たるとお子さんに重傷を負わせる恐れがあります

チャイルドシート:後部座席の場合

一方、後部座席はエアバッグの影響を受けにくく、チャイルドシートを取り付けるのに適しています

後部座席は正しく設置することができれば、どの位置でも等しく安全といえます。

後部座席ならどこに設置しても同様に安全ではあるのですが、もし左右からの衝突事故が起きた場合を考えると、後部座席の中央にチャイルドシートを設置すれば、窓側よりもお子さんを守ることができます

結論としては、他の席が使えないなどの緊急の場合でない限り助手席は推奨されません。チャイルドシートの安全な取り付け位置としては、後部座席が推奨されます

 

チャイルドシート購入前の注意事項

チャイルドシートの取り付けにはいくつかの一般的な注意事項があります。お子さんの安全を守るために、以下のポイントに留意しましょう。

  1. 持っている車がISO FIX対応かどうか
  2. 持っている車に対するサイズ感

ではそれぞれ見ていきましょう。

1:持っている車がISO FIX対応かどうか

まず、チャイルドシートを購入する前に、自分の車がISO FIXに対応しているかどうかを調べます。

ISO FIXとは、2012年7月以降発売の乗用車に標準装備されているチャイルドシート取付方式のことです。それまでのシートベルト方式よりも取付が簡単で、取付の際にミスが少ないと言われています。

もしISO FIXに対応していないならば、自然とシートベルト方式のものを選ぶ事になりますので、このあたりは購入前にしっかりと調べましょう。

2:持っている車に対するサイズ感

次に、持っている車の取り付けスペースを確認しましょう。チャイルドシートと車のシートや固定装置が合わない場合、正しく取り付けることができません。

例えば、子供を乗せたり下ろしたりする動作が楽な回転式のものは、どうしてもサイズが大きくなりがちという欠点があります。

もし車が軽自動車でスペースがあまりない車の場合、回転式よりもコンパクトタイプを選ぶ方がしっかりと取り付けができますし無難でしょう。

そしてチャイルドシートのメーカーの指示に従い、正しい取り付け方法を確認しましょう。

 

以上がチャイルドシートの適切な取り付け方法の基本です。大切なお子さんの安全のために、正しい方法でチャイルドシートを取り付けましょう

 

【チャイルドシートの安全な取り付け位置は?助手席と後部座席の比較】のまとめ

車の中でお子さんを安全に乗せるためには、チャイルドシートの適切な取り付け位置を選ぶことが重要です。

・乗車の際6歳未満はチャイルドシートが必要と法律で定められている
違反した場合は、運転手の違反点数が1点加点される
・チャイルドシート取り付けのおすすめ位置は後部座席、特に中央
助手席はエアバッグでチャイルドシートに危険が及ぶ可能性がある
・チャイルドシートは大きく分けて3種類、リアフェーシング/フォワードフェーシング/ジュニアシート
・取り付け位置や適切な向きは、子供の成長やシートの種類により変わる
・購入前には、持っている車がISO FIX対応かどうか/持っている車に対するサイズ感を確認しておく

 

最後に、お子さんの安全を最優先に考え、法的な要件や安全上の懸念点をしっかりと理解して、適切な取り付け位置を選ぶことが大切です。

このまとめを読んだら、チャイルドシートの安全な取り付け位置や助手席と後部座席の比較について基本的な理解ができるようになります。

 

お子さんの安全を守るために、チャイルドシートの正しい取り付け位置を選びましょう!

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