以前、イベントを開催した際に、中日新聞の記者の方に取材していただいたことがあります。
とても嬉しかったのですが、いつ記事が出るのかわからず、わかった日にはもう2日後。

買いに走るにも時すでに遅し。しかも地域が違うから、掲載がない!
ウェブ記事は途中までしか見れないし、続きは定期購読者のみ…。どうすれば1番安く手に入れられるんだろう。
意外とこんな思いをした方は多いのではないでしょうか。
そんな私と似たような思いをした方に、私が今回調べたことを共有します。
この記事では、
- 記事1本毎の購入方法
- 購入せずに記事を手に入れる方法
を解説していきます。
過去の新聞記事は1本ごとに購入できる?

多くの新聞会社は、定期購読の形をとっていますよね。
その中で1本だけ欲しいという場合、その月1ヶ月分の料金を支払わなければならないかというと、そうではありません。
ほとんどの場合、記事のバックナンバーを一本ずつ購入できる仕組みとなっています。
ここでは、misokoの住む東海地方に馴染みのある新聞会社のバックナンバー販売を見てみます。
日本経済新聞
日本経済新聞のバックナンバーの料金はこちらです。

引用:日本経済新聞公式HP
ただし、購入する上でいくつか注意点があります。
- 購入できるのは1ヶ月前のものまで
- 1ヶ月以内であっても、在庫がない場合がある
そのため、一度欲しい新聞記事の在庫確認のためにも電話で確かめた方が効率的かと思います。
購入方法はこちらです。
- 電話(03-5226-5450)かメールフォームで問い合わせ
※電話の場合は平日9:00~17:00のみ - 欲しい新聞名・日付・部数・お届け先のご住所・お名前・電話番号を伝える
購入代金・お支払い方法の案内がある - 入金確認後発送(郵送/来社手渡し)
問い合わせ時にクレジットカードで払いたい旨を伝えれば、カード払いも可能なようです。
中日新聞
中日新聞のバックナンバー料金はこちらです。

引用:中日新聞公式HP
購入する際の注意点はこちらです。
- 購入できるのは2ヶ月前のものまで
- 2ヶ月前のものでも在庫がない場合は購入できない
- 元旦号は料金が異なる
こちらの場合も、事前に欲しい記事があるかどうか電話確認をした方が良さそうです。
問い合わせ先はこちらとなります。
中日新聞社 販売管理部 052-221-0682
※(土日祝日・年末年始を除く平日午前10時~午後5時)
では購入方法にいきましょう。
- 郵便局の払込取扱票に、口座番号/加入者名、通信欄に趣旨(バックナンバー申込)/希望日付け/銘柄(中日新聞 朝刊/夕刊/スポーツ)/部数/郵便番号/ご住所/名前/電話番号を記入
※地域版の希望がなければ市民版になります - 郵便局での支払いが確認出来次第、郵送

引用:中日新聞公式HP
中日新聞にはオンラインショップもあります。
オンラインショップであれば、すぐにスマホで購入できますし、クレジットも使えるので便利なのですが、
- バックナンバーは朝刊・夕刊・中日スポーツ各1部ずつしか購入できない点
- 送料が200円と高くなる点
- 14日前までしか購入できない点
については、あらかじめ注意しておく必要があります。
- 中日新聞販売サポートオンラインショップで、希望の記事を選択
- カートに入れ、購入手続きをする
- 顧客情報、届け先の入力と、支払い方法の選択(代引き/クレジット)
- 入金確認されたのち郵送(代引きは468円の追加料金が必要)
では続いて、朝日新聞を見ていきましょう。
朝日新聞
朝日新聞のバックナンバーの料金については、明記されているものが大阪本社版のみでしたので、目安としての掲載となります。
1部あたり
朝刊:180円(税込) 夕刊:70円(税込)
送料
1部:100円(税込) ※2部以上のお申込は1部追加ごとにプラス50円(税込)
希望の紙面の地域によって、料金や保管ルール、郵送方法などが異なる場合がありますので、
まずは希望の紙面の会社に問い合わせをすることをお勧めします。
お問い合わせ先はこちらです。
東京本社版:03-5540-7094
※受付日時:平日10~18時、土曜9~17時、日・祝休
大阪本社版:06-6201-9000
※受付日時:平日10時~17時
名古屋本社版:052-231-6570
※受付日時:平日9時半~17時半
西武本社版:092-433-5060
※受付時間:平日10時~17時
北海道支社版:011-281-2137
※受付日時:平日10時~17時

なるほど、確かに定期購読するより安いけど、できれば無料で手に入れたい…
そう、もし友人知人が希望の新聞を定期購読していたらお願いしてなんとか無料で手に入れられるかもしれませんが、そんな友人知人がいない場合でもなんとかする方法はあります。
購入せずに手に入れたいなら図書館に行こう

図書館は、その地域で刊行されている多くの新聞を取り扱っています。
そのため、私のように刊行されたエリア外の人間であっても、エリア内の図書館に行けば記事を見つけることができるでしょう。そして、さらに図書館ではコピーができるので、必要なコピー代のみで手に入れることができるのです。
ただし、コピーについては注意点があります。
「国立国会図書館及び図書、記録その他の資料を公衆の利用に供することを目的とする図書館その他の施設で政令で定めるもの(以下この項及び第三項において「図書館等」という。)においては、次に掲げる場合には、その営利を目的としない事業として、図書館等の図書、記録その他の資料(以下この条において「図書館資料」という。)を用いて著作物を複製することができる。
一 図書館等の利用者の求めに応じ、その調査研究の用に供するために、公表された著作物の一部分(発行後相当期間を経過した定期刊行物に掲載された個々の著作物にあつては、その全部。第三項において同じ。)の複製物を一人につき一部提供する場合」
難しいので簡潔に言うと、
- 営利目的の印刷はNG(非営利、研究目的はok)
- 発売当日の新聞記事は印刷できない(次の号が出た段階でできるようになる)
ちなみに、私の住んでいるエリアの1番大きな図書館では、保管期間を2ヶ月と定めているようでした。
もしこの方法で手に入れるならば、保管期間のことも気をつけておいたほうが良さそうです。
お伝えした注意点に注意して、しっかりと司書さんの言うことを聞いて、マナーを守って利用すれば
図書館はとても貴重な情報源となるでしょう。
まとめ

この記事では、記事1本毎の購入方法、購入せずに記事を手に入れる方法について見てきました。
こちらがこの記事のまとめです。
- 日本経済新聞、中日新聞、朝日新聞のバックナンバーの購入方法はそれぞれ異なる
- どの新聞社もまずは希望する記事の在庫があるかを電話で確認すべき
- 購入せずに手に入れたいなら図書館で、希望記事の翌日以降に印刷しにいく
世代的にネットがメインのために、なかなか新聞記事の入手についての情報がなく困っていましたが、意外と手に入れる方法があることがわかりました。

もし欲しい記事が出てきた際は、ぜひ上記の情報を参考にしていただければ幸いです。
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